新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鈴木歌子」の解説
鈴木 歌子
スズキ ウタコ
- 職業
- 女優
- 生年月日
- 明治13年 1月30日
- 出身地
- 東京府 神田区(東京都 千代田区)
- 学歴
- 神田小卒
- 経歴
- 明治40年川上音二郎一座に入り、大正初期浅草・御国座で天活の連鎖劇に出演。大正9年40歳で松竹キネマ合名社蒲田撮影所入社。賀古残夢監督の「悪魔の崖」、次いで「虞美人草」で栗島すみ子の母親役など。11年日活向島に移り「若草の歌」など大幹部山本嘉一と共演。12年大震災で日活大将軍に移り「柳芽ぐむ頃」で大年増芸者を好演。13年帝キネ芦屋に転じ「迷夢」などに出演。14年帝キネ3分裂で東邦映画、解散後、松竹蒲田復帰。「新お初地蔵」など母親役で売り「朱と緑」を最後に昭和13年引退した。
- 没年月日
- ?
- 家族
- 夫=水島 亮太郎(俳優)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報