鉄碇を下ろす(読み)かないかりをおろす

精選版 日本国語大辞典 「鉄碇を下ろす」の意味・読み・例文・類語

かないかり【鉄碇】 を 下(お)ろす

  1. 初産男の子の生まれたのを喜んでいう。初産に長男が生まれれば、鉄の碇をおろした船が流されないように、お家は安泰だという意。
    1. [初出の実例]「世間の世話にも初(うひ)の子に男を産めば、かないかりおろしたと云まする」(出典浄瑠璃今川本領猫魔館(1740)小てふの夢)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む