ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鉄礬柘榴石」の意味・わかりやすい解説 鉄礬柘榴石てつばんざくろいしalmandine Fe3Al2Si3O12 。アルマンジンともいう。柘榴石族鉱物。赤褐色でガラス光沢。条痕は白色。硬度7,比重 4.318。苦礬柘榴石 Mg3Al2Si3O12 ,マン礬柘榴石 Mn3Al2Si3O12 との間に,パイラルスパイトと呼ばれる連続固溶体系列をつくる。泥質ないし砂質岩が広域変成作用を受けて生じた片岩や片麻岩中に広く出現するほか,花崗岩,火山岩,ペグマタイト中にもしばしば産出する。良質のものは宝石になる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by