鉱物脈(読み)こうぶつみゃく

最新 地学事典 「鉱物脈」の解説

こうぶつみゃく
鉱物脈

mineral vein ,vein

岩石中に亀裂が形成し,流入した水などから鉱物が析出して充塡したもの。鉱物脈の産状から,亀裂形成の時期や応力状態が推定され,充塡鉱物の結晶に含まれる流体包有物の分析により流体温度や塩濃度を推定することができる。鉱物脈は,亀裂開口速度,結晶成長速度,母岩の鉱物種類,流体組成などの要因により多様な結晶成長組織を示す。複数回の亀裂形成─析出を繰り返す組織を示すものがあり,地震現象に関連した流体活動が議論されている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 岡本

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む