銭価(読み)せんか

精選版 日本国語大辞典 「銭価」の意味・読み・例文・類語

せん‐か【銭価】

  1. 〘 名詞 〙 銭の価格。銭と銀との比価。中国清朝の初め、銭一千文が銀一両と定められた。
    1. [初出の実例]「仏廟云畢、銭価既賤、冝且罷造宮勑旨二省、法花鋳銭両司、以充府庫之宝、以崇簡易之化」(出典続日本紀‐延暦元年(782)四月癸亥)
    2. [その他の文献]〔清会典事例‐戸部・銭法〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android