銭嵩(読み)ぜにがさ

精選版 日本国語大辞典 「銭嵩」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐がさ【銭嵩】

〘名〙 銭の額。ぜにだか。かねだか。
最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二二「尤も其顧客は労働者にあらずして稍財嚢の裕かなる商賈職工等の立餐(たちより)を以て平均一人前八九銭より十銭位の勘定(ゼニガサ)を上ぐ」

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