銭持ち首(読み)ゼニモチクビ

デジタル大辞泉 「銭持ち首」の意味・読み・例文・類語

ぜにもち‐くび【銭持ち首】

着物の襟を前に引き詰めて着ること。銭を多く懐中に入れると重みで襟が前に引っ張られるところからいう。
「ひだるさに寒さにすくむ衿えりつきよ―は名のみなりけり」〈後撰夷曲集〉

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精選版 日本国語大辞典 「銭持ち首」の意味・読み・例文・類語

ぜにもち‐くび【銭持首】

  1. 〘 名詞 〙 抜衣紋(ぬきえもん)に対して、着物の襟を前にひきつめて着ること。銭を多く懐中に入れれば、その重みで着物の襟が前に引かれるところからいう。
    1. [初出の実例]「びんぼう人はわらはれにけり 衣文(えもん)ばかり銭持首に引なをし〈宗二〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)

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