銭茣蓙(読み)ぜにござ

精選版 日本国語大辞典 「銭茣蓙」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐ござ【銭茣蓙】

  1. 〘 名詞 〙 反故紙をよって一畳大または半畳大の大きさの筵(むしろ)に編んだもの。両替屋や銭を多く取り扱う店で、銭箱を開き銭差(ぜにさし)に差すときにこれを下に敷く。武家下男足軽などが内職にこれを作って売った。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android