銭茣蓙(読み)ぜにござ

精選版 日本国語大辞典 「銭茣蓙」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐ござ【銭茣蓙】

  1. 〘 名詞 〙 反故紙をよって一畳大または半畳大の大きさの筵(むしろ)に編んだもの。両替屋や銭を多く取り扱う店で、銭箱を開き銭差(ぜにさし)に差すときにこれを下に敷く。武家下男足軽などが内職にこれを作って売った。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む