精選版 日本国語大辞典 「錦の褥」の意味・読み・例文・類語 にしき【錦】 の 褥(しとね) 錦の布で三尺四方の薄縁(うすべり)の周囲をふちどったもの。暈繝(うんげん)錦の縁(へり)は天皇、高麗錦の縁(へり)は大臣以上とされた。[初出の実例]「昔は玉楼金殿に錦の褥(シトネ)をしき、たへなりし御すまゐなりしかども」(出典:平家物語(13C前)灌頂) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例