錦城山(読み)きんじょうさん(その他表記)Kǔmsǒng-san

改訂新版 世界大百科事典 「錦城山」の意味・わかりやすい解説

錦城山 (きんじょうさん)
Kǔmsǒng-san

朝鮮,全羅南道羅州の鎮山。現在も韓国におけるシャマニズムの一大中心地である。上室祠,中室祠,下室祠,国祭祠,禰祖堂の5祠堂からなる錦城山祠がある。《東国輿地勝覧》羅州牧の条に,高麗忠烈王4年(1278),錦城山の神が巫(みこ)に降りて,〈自分は珍島耽羅の制圧に功があったのになぜ賞さないのか。定寧公になすべきだ〉といったので,王は毎年5石の官禄を献じて春秋に祭ったという。錦城堂の信仰が高麗末期から盛んになったらしいことがうかがえる。
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