祖堂(読み)ソドウ

デジタル大辞泉 「祖堂」の意味・読み・例文・類語

そ‐どう〔‐ダウ〕【祖堂】

先祖を祭ったびょう祖廟
祖師を祭った堂。祖師堂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祖堂」の意味・読み・例文・類語

そ‐どう‥ダウ【祖堂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 先祖をまつった廟(びょう)。祖廟。
    1. [初出の実例]「祖堂へ通う手洗いの上の軒に、業体依田武と書いて貼り出された」(出典:青井戸(1972)〈秦恒平〉)
  3. 祖師をまつった堂。祖師堂。
    1. [初出の実例]「土地曰顕応霊祠。祖堂曰一華五葉」(出典:天下南禅寺記(1413))

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世界大百科事典(旧版)内の祖堂の言及

【祖堂集】より

…過去七仏にはじまって,インドの28代,中国の6代を経て文僜に至る234人の祖師の名と,伝灯相承(そうじよう)の次第を述べたもの。祖堂とは,祖師の堂奥,つまり奥義の意である。文僜は保福従展につぎ,保福は雪峰義存につぐ。…

※「祖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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