鍋島直泰(読み)ナベシマ ナオヤス

20世紀日本人名事典 「鍋島直泰」の解説

鍋島 直泰
ナベシマ ナオヤス

昭和期のゴルフ選手 元・貴院議員。



生年
明治40(1907)年10月3日

没年
昭和56(1981)年4月1日

出身地
東京

学歴〔年〕
東京帝大西洋史科〔昭和6年〕卒

経歴
昭和6年宮内庁に入り、式部官兼主猟官を務めた。アマゴルファーの草分けとして知られ、日本アマチュア選手権に昭和8年から3連覇、36年には横浜の程ケ谷カントリー倶楽部で半ラウンドに2度もホールインワンの日本初記録をつくった。チョウの研究家としても有名。妻・紀久子は明治天皇の孫で昭和天皇のいとこにあたる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島直泰」の解説

鍋島直泰 なべしま-なおやす

1907-1981 昭和時代華族
明治40年10月3日生まれ。旧佐賀藩主鍋島家13代。侯爵。昭和6年宮内省にはいり式部官兼主猟官。18年貴族院議員。佐賀育英会総裁,鍋島報効会総裁として教育文化,福祉事業に寄与した。アマチュアゴルファーの草分け的存在。昭和56年4月11日死去。73歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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