日本歴史地名大系 「鍛冶片原町」の解説 鍛冶片原町かじかたはらまち 石川県:金沢市金沢城下第六連区鍛冶片原町[現在地名]金沢市本町(ほんまち)一丁目升形(ますがた)の西から北へ延び鍛冶町の南へ続く。西総構堀の西側沿いの通りの片側町。元禄三年(一六九〇)の金沢火災記(石川県災異誌)に鍛冶町の次に当町名がみられ、同九年の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)に地子町として町名がみえる。文化元年(一八〇四)段階では、本町・地子町の性格を有する七ヶ所の一つ(国事雑抄)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報