すべて 

鎌須賀村(読み)かますかむら

日本歴史地名大系 「鎌須賀村」の解説

鎌須賀村
かますかむら

[現在地名]大治町鎌須賀

庄内川としん川に挟まれ、南は砂子すなご村に接する。「徇行記」によれば、概高一一八石余のうち六八石余は藩士三人の給知で、田四町一反二畝余・畑四町五反五畝余。「寛文覚書」に戸数一〇、人数五九とある。「徇行記」によれば「今高ニ準シテハ戸口多キ故ニ砂子村・岩塚村・秋竹村アタリマテノ田地ヲ承佃スルト也、何レノ村ヲ承佃スルニモ皆川越ナル故ニ辛労甚シ、鍬数ハ漸ク十二、三丁アリ、村立アシク貧村ナリ、畠物ハ大蘆味ヨシ人皆賞セリ、此村ハ沙地ナリ元ヨリ川ノ吹上ノ沙多シ」と記し、砂地のため良質の大根特産地であったことが知れる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 なご シン
すべて 

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む