大治町(読み)おおはるちよう

日本歴史地名大系 「大治町」の解説

大治町
おおはるちよう

面積:六・九一平方キロ

海部郡の東端に位置し、庄内川を隔てて名古屋市に接する。町内に鎌倉期からの荘名や村名にゆかりのある村をもつ。

明治二二年(一八八九)江戸時代に大代官管轄であった砂子すなご村・鎌須賀かますか村・村の三ヵ村と清須きよす代官下の長牧ながまき村・東条ひがしじよう村・北間島きたまじま村・ほりうち村・馬島まじま村・三本木さんぼんぎ村・花常はなつね村・中島なかじま村・西条にしじよう村の九ヵ村が合併して大治村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大治町」の意味・わかりやすい解説

大治〔町〕
おおはる

愛知県名古屋市の西に接する町。 1975年町制。町域を新川,庄内川が流れ,かつては濃尾平野の一農村であったが,現在は全域市街化区域となって,企業の進出と宅地化が著しく進んだ。金属機械,電気機器などの工場が多く,また名古屋市への通勤者も多い。東名阪自動車道が通りインターチェンジがある。面積 6.59km2。人口 3万2399(2020)。

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