鎖し固める(読み)さしかためる

精選版 日本国語大辞典 「鎖し固める」の意味・読み・例文・類語

さし‐かた・める【鎖固・差固】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]さしかた・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 門、戸などを固く閉じる。戸締りを厳重にする。厳重に警戒する。
    1. [初出の実例]「遂に大蔵の官を取る。外門(ほかと)を璅閇(サシカタメ)て式(も)て難(わさはひ)ふ」(出典日本書紀(720)清寧即位前(図書寮本訓))
  3. 厳重に身ごしらえする。しっかりと身支度する。よろう。
    1. [初出の実例]「一とせも腹巻に小具足さしかためて真前に進みたりけるが」(出典:平治物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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