鎖腹巻（読み）くさりはらまき

精選版日本国語大辞典「鎖腹巻」の意味・読み・例文・類語

〘名詞〙 ( 「くさりばらまき」とも ) 特殊な鎧(よろい)の一つ。小形名刺大の板と鎖で作った腹巻で、折りたたむと小さくなり、着用すると体によく密着した。
1. [初出の実例]「或は布の小袖に東折し、くさり腹巻つづり着て」(出典：平家物語（１３Ｃ前）八)

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