鎮国(読み)ちんこく

精選版 日本国語大辞典 「鎮国」の意味・読み・例文・類語

ちん‐こく【鎮国】

〘名〙 国家を平穏にしずめ護ること。
続日本紀‐天平宝字二年(758)八月甲子「中衛府、鎮国之衛、但此為先、故改為鎮国衛」 〔亢倉子‐賢道〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鎮国の言及

【鎮護国家】より

…天変地異や内乱,外敵の侵入にあたって,仏教経典を講読祈願したり,真言密教による秘法を行って国家を守護することをいい,広く仏法によって国家を護(まも)る意味に使用される。鎮国ともいう。多くの仏典のなかにあって護国思想の顕著な《仁王般若(にんのうはんにや)経》《金光明(こんこうみよう)最勝王経》《法華経》の護国三部経のほかに,《大般若経》などが用いられた。…

※「鎮国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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