鏡形(読み)かがみがた

精選版 日本国語大辞典 「鏡形」の意味・読み・例文・類語

かがみ‐がた【鏡形】

  1. 〘 名詞 〙 円形の回りに花弁のようなかどが八つある形。八花形(やつはながた)
    1. [初出の実例]「楼の天井にはかがみがた、雲の形を織りたる高麗錦(こまにしき)を張りたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android