鑿説(読み)さくせつ

精選版 日本国語大辞典 「鑿説」の意味・読み・例文・類語

さく‐せつ【鑿説】

  1. 〘 名詞 〙 内容がとぼしく、真実性のうすい説。鑿空(さっくう)
    1. [初出の実例]「左券をとっていふてさへ、なを新奇に馳せ、鑿説(サクセツ)にわたらんかとをそる」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android