左券(読み)サケン

デジタル大辞泉 「左券」の意味・読み・例文・類語

さ‐けん【左券】

左契さけい」に同じ。
「それは僕が如何にY子を愛し尊べるかの―である」〈有島宣言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「左券」の意味・読み・例文・類語

さ‐けん【左券】

  1. 〘 名詞 〙 左右に分けた割符(わっぷ)の左半分。転じて、約束証拠、証書をいう。左契
    1. [初出の実例]「左券(さケン)をとっていふてさへ、なを新奇に馳せ」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)一)
    2. [その他の文献]〔史記‐田敬仲世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android