左券(読み)サケン

デジタル大辞泉 「左券」の意味・読み・例文・類語

さ‐けん【左券】

左契さけい」に同じ。
「それは僕が如何にY子を愛し尊べるかの―である」〈有島宣言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「左券」の意味・読み・例文・類語

さ‐けん【左券】

〘名〙 左右に分けた割符(わっぷ)の左半分。転じて、約束証拠、証書をいう。左契
随筆・孔雀楼筆記(1768)一「左券(さケン)をとっていふてさへ、なを新奇に馳せ」 〔史記‐田敬仲世家〕

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