普及版 字通 「钁」の読み・字形・画数・意味


28画

[字音] カク(クヮク)
[字訓] くわ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は矍(かく)。〔説文十四上に「大きなる(すき)なり」とあり、大きなすき・くわをいう。

[訓義]
1. くわ。
2. おおすき。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕钁 久波(くは)〔立〕钁 サク・スキ・クハ 〔字鏡集〕钁 ハルクハ・カナヘ・カラスキ・クハ

[熟語]
・钁
[下接語]
荷钁・鍬钁・鉄钁・犂钁

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む