長上工(読み)ちょうじょうこう

精選版 日本国語大辞典「長上工」の解説

ちょうじょう‐こう チャウジャウ‥【長上工】

〘名〙 令制諸官司に勤務する諸種の工人のうち、分番に対して常勤のもの。→長上
※九条公爵家所蔵延喜式裏文書‐宝亀四年(773)二月一六日・太政官符案「木工長上工従七位上尾張連淡海」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の長上工の言及

【大工】より

…大匠の語源は,中国の建設担当役所の長官である〈将作大匠〉を略したものと思われ,《日本書紀》孝徳天皇の白雉元年(650)10月条に〈将作大匠荒田井直比羅夫を遣して宮の堺標を立つ〉とあるのは,略さずに官名を使ったのであろう。 次に,律令期においては,国家の建設事業担当役所である木工寮(もくりよう)の技術系の長官が大工であり,その下に少工(すないたくみ∥しようく),長上(ちようじよう)工,番上(ばんじよう)工があった。行政事務官の職制は頭(かみ),助(すけ),允(じよう),属(さかん)の4等官に分かれていたが,大工と少工は各1人で,このうちの頭と助の関係に似た存在であり,いわば技術系の長官と次官である。…

※「長上工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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