長世郷(読み)ながせごう

日本歴史地名大系 「長世郷」の解説

長世郷
ながせごう

「和名抄」高山寺本は「奈賀勢」、東急本は「奈加世」の訓を付す。年月日欠の仕丁送文(正倉院丹裏古文書)には「爪工石敷年廿一 右伊勢国鈴鹿郡長背郷戸主爪工連御垣戸口」とある。「延喜式」神名帳には「長瀬(ナカセノ)神社」がみえ、また長寛元年(一一六三)の未進注文(「兵範記」裏文書)には「長正五十疋」とみえる。尾張国熱田太神宮縁起には日本武尊の最期を「渡鈴鹿河中瀬、忽随逝水、時年三十、仍号其瀬曰能知瀬、能知者命終之詞也、今改為長瀬訛也」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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