長井金風(読み)ナガイ キンプウ

20世紀日本人名事典 「長井金風」の解説

長井 金風
ナガイ キンプウ

明治・大正期の東洋史学者



生年
慶応4年1月20日(1868年)

没年
大正15(1926)年8月23日

出身地
秋田県大館

本名
長井 行(ナガイ アキラ)

別名
号=金風,雁門,欝斎

経歴
法制史から経学に進み、比較言語の学を修め、考証学によって支那学専攻。秋田魁新報主筆発行人、二六新報主筆、秋田県史編纂主任などを務めた。東洋各地を歴遊し、巌本善治佐々木信綱、森鷗外らと交遊があった。著書に「江氏四種」「周易物語」、歌書として「万葉評釈」、私家版の歌集に「枯葉集」「拓葉和歌集」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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