長光寺村(読み)ちようこうじむら

日本歴史地名大系 「長光寺村」の解説

長光寺村
ちようこうじむら

[現在地名]近江八幡市長光寺町

武佐むさ村の南にある。南部は瓶割かめわり(二三四・五メートル、長光寺山ともいう)の丘陵地。地名は地内長光寺に由来する(蒲生郡志)。元和七年成箇帳(芦浦観音寺文書)では幕府領、高六六八石余、うち引高として沢荒・永荒・山荒とも五二石余、日損六五石余で、納米は二三二石余、このうち二三石余が大豆納。一時伊勢桑名藩領となり、寛永石高帳では山城淀藩領。慶安二年書上によると田五六五石余、畑屋敷・山年貢八九石余、永荒二〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android