長四畳(読み)ながよじょう

精選版 日本国語大辞典 「長四畳」の意味・読み・例文・類語

なが‐よじょう‥よデフ【長四畳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 横一列に畳を四枚並べて敷いた部屋。道具などを置く実用本位の部屋に多い。
    1. [初出の実例]「新任秘書官の室は、大臣室の直ぐ隣の長四畳」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
  3. 畳四枚を横に並べ敷いた茶室。床がない。宗旦好みの佗び茶席。
    1. [初出の実例]「長四畳は、道具畳の向に五寸板を入れたり」(出典:南方録(17C後)覚書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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