長尺パター(読み)ながしゃくぱたー(その他表記)Broom stick Putter

知恵蔵mini 「長尺パター」の解説

長尺パター

ゴルフクラブパターの一形態。ゴルフのパターは通常で86センチほどであるが、それより長いパターのうち、約117センチと最も長いもののこと。約97センチのものは中尺パターと呼ばれる。1980年代後半に登場し多くのプロ選手にも用いられているが、パッティング法が従来の方法とあまりに違うため賛否両論がある。2012年11月28日には、ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブと米国ゴルフ協会が、中・長尺パターを顎や腹部など体につけて固定し使用する方法を禁じることを提案した。選手らとの協議により正式に決定すれば、16年からこの制限が導入される。

(2012-12-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android