長暖簾(読み)ながのうれん

精選版 日本国語大辞典 「長暖簾」の意味・読み・例文・類語

なが‐のうれん【長暖簾】

  1. 〘 名詞 〙ながのれん(長暖簾)
    1. [初出の実例]「衣の店へ行、さてこそながのうれん有」(出典:咄本・露新軽口ばなし(1698)四)

なが‐のれん【長暖簾】

  1. 〘 名詞 〙 長いのれん。また、それをかけた店。ながのうれん。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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世界大百科事典(旧版)内の長暖簾の言及

【暖簾】より

…ついで江戸時代に入ると,暖簾はますます発展し,また形式的にも整備された。江戸時代の外暖簾は縦に何条かの布を縫いつなげ,下方を縫いはずすもので,戸口の上から下までの長暖簾,半分までの半暖簾,さらに短いもののほか,横布を使う水引暖簾,店の間口いっぱいに幕を張ったような横暖簾などがある。いずれも上部に乳(ち)をつけ,棹や綱を通してかける。…

※「長暖簾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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