長村靖斎(読み)ながむら せいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長村靖斎」の解説

長村靖斎 ながむら-せいさい

1767-1820 江戸時代中期-後期武士
明和4年生まれ。肥前平戸藩(長崎県)藩士。京都の儒者皆川淇園(きえん)にまなび,のち江戸にでて佐藤一斎とまじわる。帰藩後,藩校維新館学頭などをつとめ,家老となった。文政3年5月21日死去。54歳。名は鑒(てらす)。字(あざな)は仲槃。通称は内蔵介。著作に「乙丑西帰記」「蒙古寇紀」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android