長板村(読み)ながいたむら

日本歴史地名大系 「長板村」の解説

長板村
ながいたむら

[現在地名]村岡町長板

和田わだ村の南西にある。集落矢田やだ川と支流熊波くまなみ川の合流点付近に形成され、集落の北東には中世の長板城跡がある。現浜坂はまさか相応峰そうおうみね寺の過去帳の永禄八年(一五六五)分に「射添長以田ノ宮脇宗秀」との記載がある。慶長六年(一六〇一)の山名豊国知行目録(池田家文書)に村名がみえ、高一六〇石余。寛永一六年(一六三九)の知高帳、正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図も高は同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android