長浜[駅](読み)ながはま

百科事典マイペディア 「長浜[駅]」の意味・わかりやすい解説

長浜[駅]【ながはま】

滋賀県長浜市にある,現存最古といわれる駅舎が保存されている駅。北陸本線が乗り入れる。1882年に開業した当初は,大津までの琵琶湖連絡船を用いた北陸と京都・大阪方面とを最短で結ぶ経路の結節点としての役割を担っていた。現在,当時の名残をとどめる駅舎は鉄道資料館として活用されている。1957年に交流電化されるも,1991年には京都・大阪方面からの直通利便性を向上させるため,直流化が行われた。現在ではさらに直流区間が延伸され,湖西線全線を含む琵琶湖一周区間と北陸本線敦賀までに拡大,京阪神地区からの直通列車の運転区間は福井県にまで達している。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android