長者三代(読み)ちょうじゃさんだい

精選版 日本国語大辞典 「長者三代」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ【長者】 三代(さんだい)

  1. 祖父は苦労して財産をつくり、子はその遺風をうけて守るが、三代目の孫の代になると、生活がぜいたくになり、父祖家産を傾けることが多いというところから、長者の家は三代よりは続かないということ。〔随筆・多波礼草(1789)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android