長雲寺(読み)ちよううんじ

日本歴史地名大系 「長雲寺」の解説

長雲寺
ちよううんじ

[現在地名]更埴市稲荷山町 荒町

真言宗、本尊は不動明王。竜燈山という。京都仁和寺の末寺。寺伝では高野山竜光院の僧快照が元暦元年(一一八四)五月、奥州へ赴く途中、木曾路から更科さらしな郡に入り善光ぜんこう寺参詣の途次、不動明王の霊夢により当地に逗留し、篠山将軍塚の辺りに竜燈の揚がるをみて発願し当寺を創建したという。八世秀全の時、甲越の兵火にかかったが、弟子慎雅は師の志を継ぎ天正一七年(一五八九)再興し現在地に移したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 寄木造 更科 秀作

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む