門を塞ぐ(読み)カドヲフサグ

デジタル大辞泉 「門を塞ぐ」の意味・読み・例文・類語

かどふさ・ぐ

不義理をして、その家へ行くのが恥ずかしくなる。
「もはや方々の―・げた所で、どこへ無心言はうやうもないが」〈続狂言記・昆布布施

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「門を塞ぐ」の意味・読み・例文・類語

かど【門】 を 塞(ふさ)

  1. 不義理などでその家へ行きにくくなる。敷居が高くなる。
    1. [初出の実例]「はうはうにてぶさたいたひたれば、かどをふさげた所でならぬほどに」(出典:虎明本狂言・連歌盗人(室町末‐近世初))

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