門乞食(読み)かどこじき

精選版 日本国語大辞典 「門乞食」の意味・読み・例文・類語

かど‐こじき【門乞食】

  1. 〘 名詞 〙 人の家の門口に立って物乞いをするもの。かどこつじき。
    1. [初出の実例]「乞食をして日を送りければ、国の者ども、門乞食(カドコジキ)とぞ付けたりける」(出典発心集(1216頃か)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android