閑懐(読み)かんかい

精選版 日本国語大辞典 「閑懐」の意味・読み・例文・類語

かん‐かい‥クヮイ【閑懐】

  1. 〘 名詞 〙 しずかな思い。風雅なものに思いをはせること。また、のどかな気分。退屈な気分。
    1. [初出の実例]「不用世人伝世事、間懐只慣松風」(出典:蕉堅藁(1403)山家)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android