デジタル大辞泉 「風雅」の意味・読み・例文・類語
ふう‐が【風雅】
1 高尚で、みやびな趣のあること。また、そのさま。「
2 詩文・書画・茶道などのたしなみのあること。「
3 蕉門で、俳諧のこと。また、その美の本質。
「予が―は夏炉冬扇のごとし。衆にさかひて用ゐる所なし」〈風俗文選・柴門辞〉
4 「詩経」の
[類語]風流・雅趣・雅致・閑雅・優雅・優美・高雅・典雅・
趾(りんし)、正始の
はれ、桑
・濮(ぼく)上、
國の
表はる。故に風
の
、粲然(さんぜん)として
るべし。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
中国の《詩経》の分類にいう六義(りくぎ)(風,賦,比,興,雅,頌)のうちの〈風〉と〈雅〉。中国では,その風,雅をもって《詩経》の詩全体を代表させることが多く,しだいに詩歌文章の道,芸術全般をも〈風雅〉と呼ぶようになった。さらに転じて,風流で上品なこと,低俗でなくみやびやかなこと,またそのさまをもいうようになった。日本でも《風雅和歌集》の序文中に,広く詩文,和歌の意味に用いられ,以後芸術全般を意味する言葉として用いられている。ことに蕉風俳諧の時代になると,俳諧を漢詩,和歌,連歌など伝統的文芸のレベルにまで高めようという芭蕉たちの芸術的自覚にもとづき,〈詩,歌,連,俳は共に風雅なり〉(《三冊子》)などと,俳諧をも風雅と呼ぶようになった。芭蕉は〈つねに風雅の誠を責悟(せめさと)りて,今なす処俳諧にかへるべし〉(同)と教えていたというが,それは〈風雅の誠〉が芸術としての俳諧の第一の存在根拠であると考えられていたからである。
執筆者:堀 信夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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