閑日月(読み)かんじつげつ

精選版 日本国語大辞典 「閑日月」の意味・読み・例文・類語

かん‐じつげつ【閑日月】

〘名〙
① これといってなすことなく過ごす月日
※筆まかせ(1884‐92)〈正岡子規〉四「今は閑日月を俳句小説等によりて消費するに至れり」
② 心にゆとりがあり、ゆったりしているとき。俗世間から離れて、ゆったりとすごす日々。
※小補東遊後集(1469)卒依桂林昌蔵主詩匀書桃源書尾「逢乱已無閑日月、蔵身比有好林泉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「閑日月」の意味・読み・例文・類語

かん‐じつげつ【閑日月】

暇な月日。「閑日月を送る」
ゆったりとして余裕のあること。「英雄閑日月あり」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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