間が抜ける(読み)マガヌケル

デジタル大辞泉 「間が抜ける」の意味・読み・例文・類語

・ける

調子が外れる。拍子抜けする。「―・けた音楽
大事なことが抜け落ちている。「―・けた話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間が抜ける」の意味・読み・例文・類語

ま【間】 が 抜(ぬ)ける

  1. (音楽などで)拍子が抜ける。調子がはずれる。
    1. [初出の実例]「使ひが走れば禿が来りどっこいそりゃまがぬける」(出典:浄瑠璃・大磯虎稚物語(1694頃)三)
  2. することにぬかりがある。ぼんやりする。
    1. [初出の実例]「間のぬけた事上下で小松原」(出典:雑俳・柳多留‐一五(1780))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android