間接推理(読み)カンセツスイリ

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精選版 日本国語大辞典 「間接推理」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐すいり【間接推理】

  1. 〘 名詞 〙 伝統的論理学で、二個またはそれ以上の判断を前提とし、それらの相互関係を考察して、結論を導き出す推理。三段論法、帰納的推理などがこれに含まれる。理性推理。

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世界大百科事典(旧版)内の間接推理の言及

【推理】より

…しかし厳密な意味での〈推理〉としては,論理的に正しい推理をさすことが多い。(1)伝統的論理学ではA,I,E,Oの四つの命題の型(判断)が存するが,前提命題が1個の推理を直接推理,前提命題が2個以上の推理を間接推理と呼ぶ。例えば〈すべてのSPである〉から〈あるSPである〉を導出することは直接推理であり,〈すべてのS1S2である〉〈すべてのS2S3である〉〈すべてのS3S4である〉という3個の前提命題から〈すべてのS1S4である〉を導出することは間接推理である。…

※「間接推理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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