間縄(読み)ケンナワ

デジタル大辞泉 「間縄」の意味・読み・例文・類語

けん‐なわ〔‐なは〕【間縄】

種まき・植え付けなどのときに、間隔を整えるために用いる縄。一間いっけんごとに印を付けたもの。
1間ごとに印を付けた測量用の縄。検縄。

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精選版 日本国語大辞典 「間縄」の意味・読み・例文・類語

けん‐なわ‥なは【間縄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 種をまいたり、苗を植えるとき、植付距離をはかるのに用いる縄。麻、藁(わら)棕櫚(しゅろ)などを用い、一間(約一・八メートル)ごとに革や木札で目盛りをつけたもの。
  3. ( 検縄 ) 一間ごとに目盛りをつけた測量用、検地用の縄。

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百科事典マイペディア 「間縄」の意味・わかりやすい解説

間縄【けんなわ】

1間ごとに印を付けた縄で,種まきや苗の植付の間隔を整えるのに用いた。また江戸時代および明治初年に検地や大まかな距離測量用に用いられたひもで,1間(または1m)ごとに金属環でマークしたものもいう。

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