関渡媽祖宮(読み)かんとまそぐう

世界の観光地名がわかる事典 「関渡媽祖宮」の解説

かんとまそぐう【関渡媽祖宮】

台湾の首都台北(臺北、タイペイ)の淡水河畔にある、航海の女神、媽祖を祀る道教寺院。台南(臺南、タイナン)市の湾北港にある媽祖と祀る朝天宮と並び称される。建立清朝の康煕(こうき)年間の1661年前後。小高い丘に黄金色に輝く瑠璃瓦の極色彩の中国宮殿式建物が点在している。毎年旧正月の15日から1ヵ月にわたって盛大なランタン祭が行われる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android