関西貿易社

山川 日本史小辞典 改訂新版 「関西貿易社」の解説

関西貿易社
かんさいぼうえきしゃ

明治前期の商社。大隈財政末期の直輸出奨励による殖産興業・正貨蓄積政策に呼応して,1881年(明治14)五代友厚(ともあつ)らが設立。北海道産品の対清国直輸出を計画し,開拓使官有物払下げによる北海道開発に関与,明治14年の政変原因となった。払下げ中止後は,北海道昆布取引や上毛繭糸(けんし)改良会社などの生糸直輸出に,資金供給などを通して関与したが,83年に解散

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む