コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

殖産興業 しょくさんこうぎょう

5件 の用語解説(殖産興業の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

殖産興業
しょくさんこうぎょう

明治初期において,先進資本主義諸国の外圧に対抗するため,近代産業技術を移植して資本主義的生産方法を保護育成しようとした政策。初期には鉄道,電信,鉱山,造船などの官営事業の創設,紡績,製糸などの模範工場の建設,さらには牧畜,農林業などの官営諸施設の創設などを中心に行われたが,1875年以降は,私企業への各種補助金,勧業資本金の交付などに重点を移していき,近代産業の形成を促進した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しょくさん‐こうぎょう〔‐コウゲフ〕【殖産興業】

生産をふやし、産業を盛んにすること。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

殖産興業【しょくさんこうぎょう】

明治前期に資本制生産様式移行のため政府が展開した産業保護育成政策。富国強兵と並び当時の重要政策であった。産業機械・技術を導入し,軍事,鉄道,鉱山,通信,造船等の官営工業や紡績,製糸等の模範工場を経営する一方,助成金,輸入機械払下げなどで私企業も育成した。
→関連項目御雇外国人共進会広益国産考豪農国立銀行実学新町屑糸紡績所太政官札内国勧業博覧会日本明治維新

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しょくさんこうぎょう【殖産興業】

産業の振興と物産の繁殖を通じて,富国強兵をめざす〈殖産興業〉の思想は,維新政府の政策をつらぬく顕著な経済思想のひとつであった。しかしその端緒はすでに,開港前後の幕府,諸藩の政策のなかにあらわれていた。たとえば鹿児島藩では1830‐40年代(天保・弘化期)の藩政改革ののち,集成館の造船・造機工場や洋式綿糸紡績所などの操業が開始され,諸藩や幕府でも反射炉,溶鉱炉,造船所の建設や国産振興,専売制度,交易拡大などの政策が,緊迫した内外の政局のなかで積極的に進められた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しょくさんこうぎょう【殖産興業】

生産をふやし、産業をおこすこと。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

殖産興業の関連キーワード王猛穆公富国強兵開成館強兵富強気脈を通じるJACA種の保存離島振興法

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

殖産興業の関連情報