阪谷朗盧(読み)さかたにろうろ

精選版 日本国語大辞典 「阪谷朗盧」の意味・読み・例文・類語

さかたに‐ろうろ【阪谷朗盧】

  1. 江戸末期・明治前期の儒学者、漢詩人。名は素(しろし)。字(あざな)は子絢。岡山の人。大塩中斎(平八郎)、古賀侗庵らに学び、備中後月(しつき)郡西江原村寺戸(岡山県井原市)の郷校興譲館で教授広島藩賓師を経て、廃藩後は微官として新政府に出仕した。詩文にすぐれ、紀行文をよくした。著「朗盧文鈔」など。文政五~明治一四年(一八二二‐八一

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android