微官(読み)ビカン

デジタル大辞泉 「微官」の意味・読み・例文・類語

び‐かん〔‐クワン〕【微官】

階級の低い官職。また、官吏がみずからをへりくだっていう語。卑官。小官

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微官」の意味・読み・例文・類語

び‐かん‥クヮン【微官】

  1. 〘 名詞 〙 微賤な官職。いやしい官。また、官吏が自分をへりくだっていう語。卑官。⇔顕官
    1. [初出の実例]「遂其大成。徙于微官」(出典本朝文粋(1060頃)一三・賽菅丞相廟願文〈慶滋保胤〉)
    2. [その他の文献]〔岑参‐早秋与諸子登虢州西亭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微官」の読み・字形・画数・意味

【微官】びかん

小吏

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android