精選版 日本国語大辞典 「防く」の意味・読み・例文・類語 ほそ・く【防・禦】 [ 1 ] 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 =ふせぐ(防)[初出の実例]「如(も)し、吾防禦(ホソカ)(〈別訓〉ほせか)ましかば、国の内の諸神、必ず、当(まさ)に同(をな)じく禦(ホソキ)(〈別訓〉ほせき)てむ」(出典:日本書紀(720)神代下(兼方本訓))[ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。[初出の実例]「患を防(ホソケ)予を備ふることを」(出典:蘇悉地羯羅経略疏天暦五年点(951)六) ほせ・く【防・禦】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 =ふせぐ(防)[初出の実例]「吾防禦(ホセカ)(〈別訓〉ほそか)ましかば、国の内の諸神、必ず、当(まさ)に同(をな)じく禦(ホセキ)(〈別訓〉ほそき)てむ」(出典:日本書紀(720)神代下(兼方本訓)) ほさ・く【防】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 =ふせぐ(防)[初出の実例]「諸の怨敵を防(ホサク)こと塹のごとく城のごとし」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例