防火区画(読み)ぼうかくかく

精選版 日本国語大辞典 「防火区画」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐くかく バウクヮククヮク【防火区画】

〘名〙 火災が起こったとき、延焼を防ぎ、避難を容易にするために、一定面積ごとに設置する防火的な区画。建築基準法施行令の設置基準で耐火構造の床、壁、防火戸などの使用を義務づけている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の防火区画の言及

【防火】より

…日本の住宅構造を考えれば,〈用心〉が最も重要な予防対策の一つであることは自明の事実である。(2)消火・防火 火事になっても拡大させないよう消火したり,防火区画を設けて火を抑えたりすること。スプリンクラー設備は有力な消火手段であり,防火戸の閉鎖は火炎や煙の拡散を防ぐために不可欠であることなどがその例である。…

※「防火区画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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