防火木材(読み)ぼうかもくざい

世界大百科事典 第2版の解説

ぼうかもくざい【防火木材】

防火薬剤の加圧注入処理により得られる木材。工業規格には建築用防火薬剤の規定がある。防火薬剤は単一の薬剤では効果を示しにくく,混合薬剤として使われることが多い。混合防火薬剤はリン酸系化合物,リン窒素化合物,リンハロゲン化合物,ホウ素化合物,アンチモン化合物などの混合物からなる。防火効果は防炎効果と防塵効果に分かれる。これらの薬剤は,防炎効果にかかわるものとして,物理的被覆,断熱,吸熱,不燃性ガス発生などにより希釈作用,化学的結合作用,脱水炭化作用を行う。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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